General Level家電の電磁波の一般水準
電磁波は通電するすべての家電から発生しており、ドライヤーの電磁波は他の家庭用電気製品と同程度の水準です。
国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)は、一般公衆向けの電磁界(磁束密度)曝露に関するガイドライン値を示しています。家庭で使われる通常の電気製品は、このガイドライン値を大きく下回る範囲で使用されるのが一般的です。ドライヤーも例外ではなく、通常の使用方法であればガイドライン値を超えることは通常ありません。
一方で、電磁波の健康影響については、長期的な低レベル曝露の研究が国内外で継続されている段階であり、確定的な結論が出ているわけではありません。この記事は健康影響の有無を断定するものではなく、数値の水準と開示状況を整理するものです。
| 発生源 | 目安値 | 備考 |
|---|---|---|
| 一般的なヒーター(対策なし) | 約30mG前後 | ヒーター直近での測定値の目安 |
| 電磁波低減設計のヒーター(参考値) | 約2.5mG | 低減設計の一例。数値はメーカー・機種により異なる |
| 電子レンジ稼働時 | 数十〜200mG程度 | 各種計測資料による参考値。機種・測定距離で変動 |
出典:各種計測資料・業界一般の傾向に基づく参考値(当メディア調査時点)。電子レンジの数値は一般的な計測資料に基づく参考値で、個別機種の実測値ではありません。
Structure電磁波低減ヒーターの仕組み
ケアライズは、株式会社Amavillaが展開するヘアケア家電ブランドです。代表機種TF-2408に搭載する電磁波低減ヒーターは、通電時に発生する磁界を打ち消し合う向きにヒーター線を巻く構造で、電磁波の発生そのものを抑えます。
この低減は、電流が流れる向きを打ち消し合うようにヒーター線を巻く構造によるものとされています。通電時に発生する磁界は、電流の向きが逆になるコイルを近接させることである程度打ち消し合う性質があり、この原理を応用した設計です。この構造は、フィルター機能を追加したりヒーター出力を下げたりするものではなく、あくまで磁界の発生を打ち消し合う配線設計です。そのため、乾燥性能(風量・温度)を維持したまま電磁波の数値だけを下げられる、という位置づけになっています。
ReductionTF-2408は電磁波を約80%低減しています
TF-2408は、通常30.9mGとされる電磁波を2.5mGまで低減した実測値を公式サイトで開示しています。
この30.9mG→2.5mGという数値は、株式会社Amavillaが自社で計測した実測値であることが公式サイト(TF-2408製品ページ)に「※電磁波の数値は当社にて計測した結果となります。」と明記されています。当メディアもこの前提を明示したうえで数値を紹介しています。