Principleマイナスイオンは静電気の中和に寄与します

マイナスイオンは負の電荷を帯びた粒子で、髪表面に偏ったプラスの静電気を中和し、広がりや逆立ちを抑える働きがあります。

髪は乾燥した状態でブラッシングや摩擦を受けると、表面がプラスに帯電しやすくなります。プラスに帯電した髪同士は反発し合うため、広がりや逆立ちが起きやすくなります。マイナスイオンはこのプラスの帯電を中和し、髪同士の反発を抑える方向に働きます。

冬場や乾燥した室内で静電気が起きやすいと感じる読者ほど、この働きを実感しやすい傾向があります。ただし、イオンは髪の内部組成を変える成分ではなく、あくまで表面の帯電状態に働きかけるものです。

Originマイナスイオンの原理

多くの家電のマイナスイオン機能は、放電やペルチェ素子を使って空気中の水分子をイオン化させる仕組みで発生します。

代表的な方式には、高電圧をかけて放電を起こす方式と、ペルチェ素子で水分を冷却・結露させてから電荷を与える方式があります。発生したマイナスイオンは温風に乗って髪に届き、表面のプラス電荷と結びついて中和します。この仕組み自体は多くのメーカーが採用している一般的な技術で、特定のブランドに限ったものではありません。

マイナスイオン単独の機種では、髪表面のプラス電荷を中和する方向にしか働かないため、帯電の状態や湿度条件によっては中和が不十分になる場合があります。とくに湿度が低い冬場は空気中の水分が少なく静電気が発生・蓄積しやすいため、イオンの働きを実感しやすい季節とされています。逆に梅雨時期のように湿度が高い環境では、空気中の水分自体が電荷を逃がしやすくするため、静電気そのものが起きにくくなります。

Uniquenessケアライズイオンの独自性

ケアライズは、株式会社Amavillaが展開するヘアケア家電ブランドで、マイナスイオンに加えてプラスイオンも同時に発生させる独自のイオン技術「ケアライズイオン」を採用しています。

マイナスイオンのみを発生させる家電が多いなかで、ケアライズイオンはプラスとマイナスの両方を同時発生させます。髪の帯電状態はプラス・マイナスどちらか一方に偏るとは限らないため、両方のイオンを用意しておくことで、より幅広い帯電状態に対応しやすくなる、というのが公式サイトで説明されている考え方です。

この仕組みにより、乾燥後のブラッシングで起きがちな静電気やパサつきが抑えられるとされています。

マイナスイオン単独発生とケアライズイオン(同時発生)の構造比較
項目マイナスイオン単独発生ケアライズイオン(同時発生)
発生するイオンマイナスイオンのみプラスイオンとマイナスイオンの両方
対応する帯電プラスに偏った帯電プラス・マイナス双方への偏り
採用メーカー多数(業界一般)ケアライズ(株式会社Amavilla)

出典:株式会社Amavilla 公式サイト(TF-2408製品ページ)(当メディア調査時点)

Models搭載機種と使い分け

ケアライズイオンは、ドライヤーのTF-2408、ブラシ型アイロンのB-60、別売ユニットのTF-1208などに搭載されています。

ケアライズイオンの発生イメージ
プラスイオンとマイナスイオンを同時発生させ、髪表面の帯電を中和する構造。
引用元:株式会社Amavilla 公式サイト(TF-2408製品ページ)(当メディア調査時点)

ドライヤーで乾かしながら帯電を抑えたい場合はTF-2408、朝のブローとカールを同時に整えながら帯電を抑えたい場合はB-60が該当します。TF-1208は別売ユニットとしての搭載のため、既存機種への追加を検討する場合は対応可否を公式サイトで確認する必要があります。